音を把握する→自由と柔軟性
自由
以前に横方向にスケール練習をしておくと、指板が把握しやすいという話を書きました。
今回は、把握するとなぜいいかというのをポイントにしてみたいと思います。
ベースは、一弦の開放で出るミの音が、他の弦でも出せるので、4つ取れます。
同じ高さのミから始まるフレーズが4つのポジションで取れるということになります。
それが最初厄介で、TAB譜を見た方が、弾きやすいいいポジションが取れるんですが
慣れてくると、いろいろなポジションで弾けるようになってきますので、TABを見るのも面倒になってくるんですね。
その際、「ここでも取れる!ここでも・・」っていうバリエーションが出てきますので、今なんの音を弾いてるか分かる方が、その辺スムーズにこなせます。
→指板選択の自由
それが分かれば、読譜は結構楽になると思います。ドレミで読んでると、ポジションは自分で選ぶことになる。
柔軟性
時々、耳コピした曲の本家アーティストのライブ映像を見ると、全然違うポジションで弾いていたりします。「ハー、こう取ってるの?」とそっちを採用しても幅が拡がります。(ポジションに唯一の正解はないので元のままでもよし!)
そんなわけで、12フレットまでで、普通のベースラインは大体いけて、僕はそれ以降の高音はソロを取ったり、ダブルストップとか特殊奏法の時に使うことが多いです。
ウッドベースのように経済的なポジション取りをしていくと4フレとか5フレで大体いけるようです。ジェイムス・ジェマーソンがそうだったそうです。
えー、というわけで!指板把握すると楽だよという話でした。