【良きベースライン】YMO - 灯
一応世界初サンプリングマシン使用アルバム
なぜ、一応かというと俺のが先だ!っていう人が世界にもいるから😂
エミュレーターの前にまずオレンジっていう松武さんが制作した機種を使ってます。
8bitマシンだったかな・・。それでその辺にあるもの(箱状の缶とか)をスネアにしたりとか。
中期YMOを入れ込んで聴くきっかけになったのは、ベスト盤じゃなくて
高校の頃、中古レコード店でテクノデリック初回盤(下のではなく、3人の顔のジャケ・こちらがやたら売ってた)を聴いてから。
レコードだとCDと違いある周波数でぶった切るという処理がされていないため。
これも〝チキチキチキ〟って人の声をサンプリングして使ってます。
低音がすごくて自分の部屋のオーディオですらウーハーと床が揺れる感じでした。
細野さんは、このアルバムでベースを久しぶりに弾いています。これは教授や幸弘さんが、「チャックレイニーっぽく弾いてよ」って言ったんだっけな・・?歴史考証みたいの諸々をもうちゃんと覚えてないや😂
このアルバム録音当時は確か写真見ても、フェンダージャズベですね。初期のライブはスティングレイとか。
〝ドゥクドドゥクドゥクドゥクドゥクドゥク〟っていう細かい譜割りのパターンで、
こういうギラギラを全く感じさせない潜るような表現ってできるんだ💡 って
このアルバムは相当繰り返し聴きました。
この曲はアンビエントっぽくて、コードがそれほど複雑じゃないんです。なのでベースが自由度高く大活躍。シンセの組み立ても工夫してという。
よく出回ってたのは、こっちのバージョンですね⇩
ギターを弾くとベースに還元できること
両方弾ける人も多いのは
ギターを弾くと、単純に弦が2本増えただけでも複雑性は増し
特に耳コピで苦労しますし。
でも例えば「あーこのフレーズはこうか、ここがファーレミね!」とかやってると
その試行錯誤で指板の理解が早くなります。
その成果をまんまベースにも持って帰ることができるので。両方弾ける人が多いのも当然という話。
コードの構成音も、慣れてきたらわざとコードブックとか見ないで自分で音確認してみたりすると縦の並びがだんだんわかってきますので、
・・・喩えると。将棋の盤面で、何の駒がどこいくかって見えてくるのと同じように
ベースでもこの場合取れるラインは、というのが見えてきます。そうすると読譜の時も役立つし、まして自分でコードだけ見て自分でラインを組み立てる時にも使えます。
こういう同族楽器に触れるっていう経験が、何か脳のパターン崩しをしてくれると共に
違う面を引き出してくれるのは確かです。
後ラインを組み立てるのには、コードの理解はほぼ必須・・ですよね、今考え込んじゃったよ😂
リードシートって言って、ジャズ畑だとメロディとコードだけ書いてあるの渡されて
じゃあ行こうか!ってこともありますのでね。
曲ー。ダフトパンク解散しちゃいましたが、ディスコのアナログ的質感もうまく再現してて、これタワレコで視聴した時、2002年か。何だ・・今はいつだ?ってなりました。
メイシオ・パーカーを見た時
うわ、本物だ!
それが率直な感想で、JB'sの人かー。生き証人じゃないかという。
当時の模様はこちらに書いてあります。映像とかリンク切れになってますが・・。
結構な年齢にいってたと思うし、歩きもゆっくりだった。
だのに、本人が歌うし、サックス吹くし🎷ステージが始まるといきなりギラギラし出す。
この時は席が、ギターの人のセッティングを見やすい位置だったのでその印象が強いですね。
お酒とか料理も頼めるんだけど、それどころじゃない。ハーっ( ゚д゚)て見てしまう。
まず、ファンクのど真ん中を生きてきた人である上に。スライとか人の曲も演る。ファンクのスタンダードナンバーのような曲を。
そういう意味でも伝道師なんだなと感じつつ。ルーツミュージックというものが生きる訳だなと思いました。みんな古いものもやるし、サンプリング文化もあったし。
歴史や文脈のつながりがある。
ファンクは忍耐
ベーシストは当然、ファンクだとまずきっちり反復フレーズをずっとキープしてなきゃいけない、ある意味ドラマー以上に。フィルインでパターンを崩すとかもあまりしない曲もありますからね。
例えば、この時はやってませんが、JBのThe Pay Backとか。
メインのパートに入ると・・
" ドゥ ダ ドゥ ダ ドゥ ダ ズドゥ ダ〜 "
みたいに16分音符のゴーストノートと実音の中間みたいなズ以外は
8分でずっとドゥダ の2音でスタミナ勝負という。これは打楽器的役割ですね。
ミニマルな要素を反復するのが、特にJBはとても多い。
間の感覚はレゲエにも似ている。レゲエの方がゆったりと待つっていうだけで。