【好きなベースライン】The Rapture - The Devil
2000年代 ニューウェーブリバイバルの頃
イントロのキメの部分だけスラップ気味ですが、音はそんなに派手じゃない。アクセントというくらい。
これは15年前ですね・・。ロックっていうよりミクスチャーっていうのがしっくり来るのか。
ギターソロもかっこいいんですよね。単純なフレーズから唸るギターに展開していく感じ。
このThe Rapture ってバンド自体がいいんですよ。ダンスバンドで、踊れることを前提に組み立てている。
ベースとドラムはディスコとかファンクのノリで。ギターやシンセは自由にしてる感じが。しかもこの当時はベース兼ボーカル・・大変なやつだ。
グリッサンドでぶおーん(2:48)って入れるのもベースの醍醐味ですね😂
他の楽器はぶおーんてできないもんね。ドラムのフィルイン(オカズ)みたいもので。
そして、ジャケも好き↓(大事)
そこまで大胆なミュートするんだという話
それは気づかなかった
僕は見よう見まねで、最初耳コピしたのって細野晴臣さんのベースラインです。
音価のバランスで、ノリを作るのが巧くて親指と人さし指で弦跳びする珍しいベーシスト。
年々シンプルな弾き方になっていった感じがしますが、若い時はすごくアグレッシブでした。食って入るフレーズでガンガン攻める感じ。
ただ、NHKのスコラ-音楽の学校-を見た時に全然知らないことを言っていた。
番組内で解説して、その後の演奏↓
スライのThank You For Talkin' To Me Africa 、この曲は確か日本版はアフリカは君に語りかけるって訳になってた気がする。
軽いミュートを常にしている
このグイグイ感がプレベの音ですね・・。
それで、この演奏でもやってるんですけど右手でパームミュートに近い感じで
常に軽くおさえてるんですよね。確かに何でああいうフォームなんだろうと思ってた・・💦(ネックも角度をつけて構え、親指はわりと弦に対しわりと鋭角)
左手でもミュートできるのに、右手でも。これは知らなかった。
親指弾きの利点です。2フィンガーよりよほどコントロールしやすい。
さすがは元スタジオミュージシャンて思いました。レコーディングでうっかり音でちゃ困るしね。
ミュートはかなり大事で、例えばアンプに繋いだ状態だと触れただけで音が出てしまうので、いかにいらない音を出さないかが、ひとつの鍵です。
上の動画はちょうど後ろに隠れて見えないですが、確かプリアンプから直でキャビネットにつないでた気がする。。
普通にプリアンプのU5からAmpegっていうのもライブ映像で見たんですが、この時は違ったような。
ワンフレワンフィン問題
ギターの慣習を適応したのか?
ギターは、ワンフレットワンフィンガー(人差し指から順々にフレットに沿って動かす)が原則になっていテキストも作られています。
ただベースはねぇ。コントラバスやウッドベースの伝統もあり、どうしても薬指が押弦するには弱いんですよね。
ベースにおいてのワンフレットワンフィンガーは、ジャコパストリアスの影響が大きいようです。(本人がそうしていたと、例のテキストに書いてあった)
自分自身を振り返ると、基礎練してる時には、ワンフレワンフィンです。
がしかし、何か曲を弾いてる時はあんまり考えてる暇なくて、そんなにきれいなフィンガリング ではないです。
これは相当習慣化しないと、パッとは出てこないかと。ベースの指板は長いしね!
ジャコの発言で注目されたってことは昔・・70年代以前は、弦バスの押さえ方の方がメジャーだったのかもしれませんね。(人差し指・中指・薬指小指って3つで押さえるんだったか)
だからポジションチェンジもあまりしなかった。→エレキ以前は、元々フレットレスの楽器ということもあり、ピッチを安定して取ること優先。
結の論
どっちでもいけるし、必要に迫られた時に習慣変えても充分だよ!ってことかな。
じゃあ話のきっかけになったジャコの弾く チャーリー・パーカー - ドナ・リーでも聴きますか。