全員で奏でるリズム
映像残してくれてありがとう
サカナクションのアイデンティティだっけな・・。を初めて聴いた時に
「わっ!トーキングヘッズみたい!」と強く思って、その後聴き直してみたらそこまででもないか・・。ってトーンダウンした思い出があるんですけど
この当時(1980)はエスノ・ファンクって言葉があって、アフリカ系の人をリズム隊などで起用して
よりアメリカのファンクじゃなく、アフリカのファンクネスを表現しようというもの。
植民地主義だって叩かれたりしたみたいですが、そこはみんな好きだからね・・ファンク。
トーキングヘッズはライブだとジョナサン・デミ監督『Stop making sense』が映像作品として有名ですが。(ライブ映画に近い)
僕はこのローマでやったバージョンが好きです。
メンバーにバーニー・ウォーレル(P-funk勢)エイドリアン・ブリュー(キングクリムゾンその他) が入ってるだけで既に夢の共演。
とりあえず、Born Under Punches を
ベースという視点で捉えると
・・2人のベーシストって普通やりにくい。
アフリカ系の人(名前わからないんですよ・・)が、ピックアップはプレベ、サンバーストの改造版みたいのを弾いてますね。
見た目がジャコパストリアスモデルプレベ版みたいのね(⇦返って分かりにくい)
こういうタイプのが当時あったのかもしれない。指弾きでパワフルです。
で、オリジナルのメンバー、ティナがバイオリンベースではないけど(レスポールベースとも違う)・・どっちかと言ったらそれらに近いモデルをピック弾きしてます。
これで、機種・音色面で棲み分けしてる面があり。そしてフレーズの面でも棲み分けしていますね。全くのユニゾンとかじゃない限り。
近くでポジション見られる位置にいる場合もあるし。阿吽の呼吸で、分かるでしょうね。曲によってPAの人がどっちがメインて音量調整したりとかも可能性ありますね。
これ、エイドリアンブリューのみリードギター専念に近いスタンスで。あとシンセは交代制でリードやソロ的なフレーズを弾く(ティナかギターの人・・ジェリー・ハリスン)
歌・コーラスを外すとリズム刻むことばっかりやってるんですよ。
スタジオ版はまたアレンジが違って、いいんですけどセールス面で振るわなかったって最近知りましたよ。ブライアン・イーノプロデュース。