Bass Culture

Mr.Bass man in the house

全員で奏でるリズム

映像残してくれてありがとう

 

サカナクションアイデンティティだっけな・・。を初めて聴いた時に

「わっ!トーキングヘッズみたい!」と強く思って、その後聴き直してみたらそこまででもないか・・。ってトーンダウンした思い出があるんですけど

 

この当時(1980)はエスノ・ファンクって言葉があって、アフリカ系の人をリズム隊などで起用して

よりアメリカのファンクじゃなく、アフリカのファンクネスを表現しようというもの。

植民地主義だって叩かれたりしたみたいですが、そこはみんな好きだからね・・ファンク。

 

トーキングヘッズはライブだとジョナサン・デミ監督『Stop making sense』が映像作品として有名ですが。(ライブ映画に近い)

 

僕はこのローマでやったバージョンが好きです。

メンバーにバーニー・ウォーレルP-funk勢)エイドリアン・ブリュー(キングクリムゾンその他) が入ってるだけで既に夢の共演。

 

とりあえず、Born Under Punches を

www.youtube.com

 

ベースという視点で捉えると

 

・・2人のベーシストって普通やりにくい

アフリカ系の人(名前わからないんですよ・・)が、ピックアップはプレベ、サンバーストの改造版みたいのを弾いてますね。

見た目がジャコパストリアスモデルプレベみたいのね(⇦返って分かりにくい)

こういうタイプのが当時あったのかもしれない。指弾きでパワフルです。

 

で、オリジナルのメンバー、ティナがバイオリンベースではないけど(レスポールベースとも違う)・・どっちかと言ったらそれらに近いモデルをピック弾きしてます。

 

これで、機種・音色面で棲み分けしてる面があり。そしてフレーズの面でも棲み分けしていますね。全くのユニゾンとかじゃない限り。

 

近くでポジション見られる位置にいる場合もあるし。阿吽の呼吸で、分かるでしょうね。曲によってPAの人がどっちがメインて音量調整したりとかも可能性ありますね。

 

これ、エイドリアンブリューのみリードギター専念に近いスタンスで。あとシンセは交代制でリードやソロ的なフレーズを弾く(ティナかギターの人・・ジェリー・ハリスン)

歌・コーラスを外すとリズム刻むことばっかりやってるんですよ。

 

 

 スタジオ版はまたアレンジが違って、いいんですけどセールス面で振るわなかったって最近知りましたよ。ブライアン・イーノプロデュース。