あぁいいベースラインだな・・。
ざんねーん
小西康晴さん( pizzicatofive・プロデューサー )はまさに、モータウンスタイルのベースを得意としています。ご本人もベーシストですが、曲によって打ち込みや他のプレイヤーを起用したりしています。
当然ベースのスタイルは作曲からやっているからこその、アレンジのひとつとも言えます。
彼の Negicco への提供曲を聴いてみましょう。トータルで作る人ですので・・
歌詞もまさに小西さんらしいアイロニカルなやつ。
60年代的メイクで、小道具なども古いものを使い。
歌で現実を突きつけて、オチをつける。
「私を見て」と。
現実の女性を見てってアイドル自身が言ってるってメタい構造。
Negicco のファン層がおっさんだということも計算済みの。
3アーティスト(3メンていうの?)出るライブに行ったことがあります。
その時のネギヲタの動員数!そして年齢層が高い!
レディメイドっていうコンセプトが小西さんにはあり。
ヒップホップ的な音ネタを使い回したり、音色も結構ベタな・・とも違うか、シンセ音源のプリセットに入ってるのを使ったり。
それが返って一貫性になって、評価された人です。
元々、第二期ピチカートとでもいうのか、オリジナルラブの田島貴男さんがボーカルだった時期は、渋いソウルバンドでした。
さて、本題だ。
ベースがポップミュージックで何をすべきかを、体現したような。
最初食って入ってくる(弱起)所から、普通の八分のフレーズも音価は短め
そうすることで、タイトさが出ます。
言うまでもなく、いやあるかな? 全体のリズムが跳ねます(といってもシャッフルするってことじゃないよ)
これ不思議なもんで、ドラムは普通のパターンや、カチッとした打ち込みやサンプリング素材だとしても。ベースで雰囲気を変えることができます。
このベースは、打ち込みを生っぽくしたものか・・演奏を録ってエディットを多少したものか・・。にわかに判断し難い🙄
後者だと思います! 決して、難しい曲ではないし。
耳コピもしやすい。