Bass Culture

Mr.Bass man in the house

意外なアプローチ - ソロの土台をつくる

テキストで推薦されたクラシック

 

アンソニー・ヴィッティのテキスト2巻はコンパクトで、独特なアプローチでした。

ソルフェージュも出てくるし。

バッハの無伴奏チェロの移調版だったかな・・。クラシカルエチュードってものが用意されていました。即興やソロのための、表現力を引き出すってテーマで。

 

ミドル〜ハイポジションを多用するので、当時は大変でしたが面白いな・・。と思っていました。

 

バッハは特定の楽器に縛られず応用が効くっていう良さがあります。

 

ピアノ・ギター・ベースでバッハを弾いた経験があります。(ギターはやはり無伴奏チェロの移調版ジーグを、仲間内の発表会で失敗した思い出が😅)

 

話題がそれてしまった・・!

 

ソロの土台作り

 

それで、こういうモチーフは、普段使わないポジション慣れっていう意味でもいいし、フィンガリング も普段使わないものになりますね。

ことベースにおいては、本業とは思わないけど、ソロをとる時の基礎を作ってくれます。

 

それとメロディアスなので、読譜にもつながります。Tab譜で見ててもだんだんこの辺りだって当て勘が良くなる💡

 

ちゃんとテキスト付属のものは価格が高いのでご注意を!⇩

 

攻めのコンプ- EBS Multi Comp

ベース用のマルチコンプにして万能型

 

これもマルチバンドコンプレッサーです。が、スイッチを1番上に入れるとTube SIM というモードでいい感じのサチュレーションが得られます。

 

昔の方が積極的にディストーションなどで歪ませてましたが、今はわりと自然な音に

落ち着きました。

 

自分の音楽発電てYouTubeチャンネルで、簡単に撮影するときリズムマシン用とベース用の二系統のコンプを試したうちのひとつがこれでした。

 

これを発見したのは、元々ギター用の同社マルチコンプを使っていたのです。(現在は売却済み)

ある日耳コピか何かで、トゥードアシネマクラブの動画を見てたら、ベースの人の足元に見たことあるエフェクター を発見💡

しかもなんか細いぞ?ということで調べてみたらこれでした。

 

この動画じゃないな・・こういうスタジオライブを見てた時に⇩

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コンプの役割+サウンドごと変える

 

思ってたよりもよくて、モード切り替えもそうですけど、ゲイン上げも結構強力にできます。

それと、以前録音の時は、U5っていうプロ御用達のプリアンプを使ってたのですが、重いしなぜか電源スイッチはないしというので。他のプリアンプで統一したのもあり。

 

上記 Tubeサウンドが良かったので、きれいに歪んでくれる(矛盾してるようですが、倍音の感じが変化するんだと思う)。

 

生でベースを演奏している時はほとんどこれとノイズゲート・・あとせいぜいチューナーくらいですかね。あと他のものは全て飛び道具と言っていい。

 

リハスタはコロナ以降行けてないけども、その時もこのコンプとゲート・チューナーの三点セットですね。

リハスタは大体アンペグのでかいアンプがありますしね。

 

 

レゲエの本きたよ📗 - 点が線になる感覚

知らなかったレゲエの歴史的つながり

 

色んな分野(クラシックでもジャズでも・・)で翻訳されていないテキストは多く、輸入楽譜で良いものは多いです。

相当な売れる見込みがないと翻訳して日本版として出版は難しいんじゃないかと思います。

 

Hal leonerd社 - Bass Builders シリーズの一冊。16.99$。31ページしかないから割高感凄いけど、レゲエでまとめてるほんて珍しいのでね・・。著者は Ed Friedland。

 

当然全部英語で、1950年後半からの歴史を軽く概観してます。

譜例を弾いて、音楽も耳コピすればかなり弾き方・ノリは吸収できますね。

 

今よくある、CD付属じゃなくオーディオはネットにある形の書籍です。

とりあえず項目ごとに自分なりに消化して解説を。

 

1 Early Ska

譜例を見てすぐ、「あれ?ジャズのウォーキング・ベース」って思いました。コードは単純だけどウォーキングベースの展開に似ています。

 

それで思い出したのは、EGO-WRAPPIN'の音楽。スカのリズムで、昔のジャズのスタイルとも共通する何かがあるな。って思ったことがあったので。

 

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2 Rock Steady 

このスタイルは、もう60年代だそうです。、ジャクソン・シスターズの曲で「Rock Steady 」って曲は聴いてたんですが、何のことだか知らなかった。これもスタイルの名前なんですね。

 

だんだんリズムが複雑化していきます。シンコペーションや細かい譜割が増える。

 

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3 Reggae

ここで、スライ・ダンバーボブ・マーリーの名前と共にジャマイカのポピュラーなスタイルであるレゲエが出てきます。

ある意味Early Ska と Rock Steady の融合したようなリズム。ゆったりとしたBPMなぶん、ベースは細かく刻んでいくというの特徴かもしれません。

 

生ける伝説、スライ&ロビーを聴きましょう⇩  ロビーはジャズベを弾いてますね。

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親指弾きがレゲエには合います。親指だと後ろノリになりやすい(モタリやすい)というのもグルーヴに影響してるかと。この人たちは色んなスタイルを吸収して独自の位置に達しています。

 

4 Roots Reggae

ジャマイカの宗教との結びつき、一種のトランス状態を作って演奏されてたことがうかがえます。

すでに譜割は細かく、拍の頭から弾かないモチーフも多い。

 

5 Dub

これは譜例なしで。もちろんエフェクト(ディレイ・リバーブなど)で飛ばす音楽だからです。ある意味ミキサーが主役に近い役割を果たします。

 

僕が初めてダブに目覚めたのは教授のB-2 Unit ですね。中学1年か2年だったと思いますが、とにかく聴いたことない音楽だ!ってなって。。今でも好きなアルバムです。

 

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エンジニア(ミキサー)はデニス・ボーヴェルマトゥンビのメンバーでもあります。

 

7 Modern Ska

ここまできてやっと自分の馴染み深い2トーンスカが出てきます。モダン・スカって言うんだ・・!

アーリー・スカのウォーキングベースの感じに、レゲエのシンコペーションやリズムの細かさを融合させた感じ。

 

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8 Dance Hall

これは、クラブミュージックとして。リズムマシンやシンセを導入して以降のレゲエというのか。今までのあらゆる要素を網羅しているのが特徴ですね。

上記のスライ&ロビーDJクラッシュと一緒にやったりとか。常に柔軟に新しいことを取り入れてます。